大ヒットドラマの法則
一話を見逃しても話が分かる
主人公に決め台詞がある
脇役のキャラが立っている
最後には悪党が追い詰められる
「ドクターX 〜外科医・大門未知子〜」は回ごとにゲスト患者さんが出てきて
一話解決の方式をとっているし
「これは一匹狼の女医の話である。大学病院の医局は弱体化し、命のやりとりをする医療もついに弱肉強食の時代に突入した。 その危機的な医療現場にの穴埋めに現れたのがフリーランス…
すなわち、一匹狼のドクターである。たとえば、この女。
群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器だ。 外科医、大門未知子。
またの名を、ドクターX。」
と毎回ナレーションを入れているので
大門未知子の置かれている立場を明確に視聴者は理解できるので大変分かりやすい
主人公・大門未知子の決め台詞は「私、失敗しないので」「いたしません」である。
脇役のキャラも
何かと言いうと「御意」と賛同する御意三兄弟こと蛭間教授子飼いの外科の医者三人とか
(フジテレビも昔は踊る大捜査線のスリーアミーゴスだの、大奥
スリーアミーゴスだの
脇の三人組が人気があったので3人というのはいい組み合わせ)
大門未知子が手術を終えると高い請求書と紫の風呂敷に包んだメロンを持って「メロンです、請求書です」と
蛭間教授に請求をする、おかま言葉の元・医者で名医紹介所所長の神原 晶とか
いい味出してる
ひとつだけもやもやするところがあるとすれば
悪党が追い詰められないというところである。
メロンつきの高い請求書を神原 晶に請求される最後になってるとはいえ
大門未知子が手術に成功してもその手柄は彼女のモノにはならず
他の医者がいい顔をするだけなのである
すげぇ毎回納得がいかなかったんだけど
しかし最後の最後で
馬淵一代内科統括部長はパリの永住権を手に入れたので病院を辞め
近藤は病院に残り「僕は組織の中で大きくなってみせます
」と宣言
最後まで医者の良心を取り戻せなかった蛭間教授は解雇されるというオチがつき
バッサリ
悪が滅びてスッキリ
さて、二時間ドラマ大好き
特に土曜ワイドを欠かさず見ているという人なら
とっくに気付いてると思うけど
「ドクターX 〜外科医・大門未知子〜」は設定がまんま『家政婦は見た』の医療版
名医紹介所=大沢家政婦紹介所
名医紹介所で所長とマージャンをしながらだべる医療関係の人達=大沢家政婦紹介所の会長さんとこでだべる家政婦たち
神原 晶が飼ってる猫「ベンケーシー」=秋子が飼ってる猫「はるみちゃん」
帝都医大から次の派遣先のタイのお金持ち崎で終わる=派遣先の家庭の秘密をあばき次の家庭に派遣されて終わる
チャンネル違いの『家政婦のミタ』とは違い
「ドクターX 〜外科医・大門未知子〜」は同じテレビ朝日だからまんまパクリでも無問題
面白いから良しなのであります
「ドクターX 〜外科医・大門未知子〜」の主題歌